フロント パネルのジェ ネレーター / パラ
メーター・コントロール
このセクションでは、SYNC HDのフロントパネルに
ある[Set]、[Down]、[Up]、[Run/Stop/Clear/Esc]
の多機能スイッチで操作可能なパラメーターについて 説明します。フロントパネルの多機能ジェネレーター/
パラメーター・スイッチについて詳しくは、「フロント パネルのジェネレーター/パラメーター・スイッチ」
(102ページ)をご参照ください。
パラメーター
SYNC HDのパラメーターは、ジェネレーター/パラ
メーター・スイッチを使って選択し使用できます。
SYNC HDのフロントパネルのパラメーターを選択 するには:
1[Set]を押します。
2[Up]と[Down]スイッチを使用し、以下に説明 する選択可能なパラメーターをスクロールします。
ジェネレーター/パラメーター・ディスプレイ内の7セ
グメントのLEDはパラメーターの省略名で、文字の表 示に番号を使用(「S」または「s」には「5」を使用す
るなど)しています。以下の表に、これらの省略名を 示します。
SYNC HDのフロントパネルのパラメーター表示
LED パラメーター
SE7 6En ジェネレーターの開始時間を設定
dI6 rEF デジタル・リファレンス
SPL FrEC サンプル周波数(レート)
PuLL r7E 1 プルアップ/ダウン 0.1%
PuLL r7E4 プルアップ 4.167%、ダウン 4.0%
bASE CLOC 外部クロック出力
VI7C InS VITC挿入
rdr LInE (VITC)読み込みライン
6En LInE (VITC)生成ライン
burn EnA ウィンドウ・バーン・オン/オフ
FrEE LEn フリーホイール・デュレーション
L7C LEUL/GAIn LTC出力レベル/ゲイン
SErVo Gn LTCサーボ・ゲイン
PICH HLd ピッチ・ホールド・オン/オフ
bIPH PPF バイフェイズのフレームあたりのパルス
bIPH SI6 バイフェイズ信号設定
VIdEO SY ビデオ・フォーマット(NTSC/PAL)
Hd VIdEo HDビデオ・フォーマット
(SYNC HDのみ)
IdLE 7C アイドリングMTCオン/オフ
dEvicE id 機器ID(SYNC HDのみ)
USd CPA7 USD 互換モードのオン / オフ
(SYNC I/Oのみ)
SYNC HDのフロントパネルのパラメーター表示
LED パラメーター
ジェネレーターの開始時間を設定
SYNC HDのタイムコード・ジェネレーターの開始時
間を設定できます。
「ジェネレーターの開始時間」(114ページ)をご参照
ください。
デジタル・クロック・リファレンス
SYNC HDは、デジタル・クロック・リファレンス用に
AES/EBUまたはワードクロック(1x)を使用できます。
「デジタル・クロック(AES/EBUまたはワードク
ロック)オプション」(104ページ)をご参照くだ
さい。
サンプルレート
SYNC HDのサンプルレートを選択します。
プル率[ぷるりつ]
現在のサンプルレートに対し、0.1%と0.4%、プルアッ
プまたはプルダウンの2つのプル・レート設定を適用 できます。
プル・レート1 0.1%のプルアップまたはプルダウン を適用します。
プル・レート4 可能な場合は、4.167%のプルアッ
プ、または4.0%のプルダウンを適用します。
ベース・クロック
ワードクロック出力ポートを設定します。セッション
(1xのセッションの基本サンプルレート)または256x
(スレーブ・クロック機器用)が選択できます。
VITC挿入
これを選択すると、VITCが出力ビデオ信号に挿入さ れます。これはビデオ信号がSYNC HDのビデオ入力の 1つに存在し、SYNC HDがVITCを挿入するための
有効なモードであることを前提とします。
フ ロン ト パネ ル を使 っ て VITC を挿 入 する よ う
SYNC HDを設定するには:
1[Set]、[Down]、[Up]スイッチを使用し、
[VI7C InS](VITC Insertion)を選択します。
2[Set]を押します。
3[Down]と[Up]スイッチを使用し、オンとオフ を切り替えます。
4[Set]を押します。
セッ シ ョ ンの サ ンプ ル レー ト が 44.1、88.2、 176.4kHzの と き は 基 本 の サ ン プ ル レ ー ト が 44.1kHzとなり、セッションのサンプルレートが 48、96、192kHzのときは48kHzとなります。
VITCリード・ライン(VITC Read Lines) この設定では、VITCのソースに対して入力ビデオの どのライン・ペアを使用するかを決めます。
VITC読み込みラインを選択するには:
1[Set]、[Down]、[Up]スイッチを使用し、
[rdr LInE](VITC Read Lines)を選択します。
2[Set]を押します。
3[Down]と[Up]を使用し、以下のパラメーター をスクロールします。
•[ALL-LInE](自動)- SYNC HDはすべてのライ
ンを検索し、1番目の有効なライン・ペアを自動的 に選択します。
• 現在選択されている読み込みライン・ペア。
4[Set]を押します。
VITC生成ライン(VITC Generate Lines) この設定は、SYNC HDがVITCを挿入する、ビデオ
出力コネクターのビデオ信号のライン・ペアを決めます。
通常は、デフォルト設定の14/16のままにしておきます。
VITC生成ラインを選択するには:
1[Set]、[Down]、[Up]スイッチを使用し、
[6En LInE](VITC Generate Lines)を選択します。
2[Set]を押します。 LEDタイムコード・ディスプ レイには、現在のラインが表示されます。
3[Down]および[Up]スイッチを使用し、パラ メーター値をスクロールします。
4[Set]を押します。この設定は電源を入れ直した後 も保持されます。
ウィンドウ・ダブ/ウィンドウ・バーン
この設定をオンにすると、ウィンドウ・ダブを入力ビ デオ信号に重ねることができます。
フロントパネルでウィンドウ・ダブをオンにすること ができますが、ウィンドウ・オプションを操作するこ とはできません。
フロントパネルのコントロールからSYNC HDの ウィンドウ・ダブをオンまたはオフにするには:
1[Set]、[Down]、[Up]スイッチを使用し、
[burn EnA](Burn Enabled)を選択します。
2[Set]を押します。
3[Down]と[Up]スイッチを使用し、オンとオフ を切り替えます。
4[Set]を押します。この設定は電源を入れ直した後 も保持されます。
Pro Toolsのウィンドウ・ダブの設定方法については
「ウィンドウ・ダブの生成」(119ページ)をご参照く
だ さ い。デ フ ォ ル ト の 表 示 設 定 に つ い て は
「SYNC HDのデフォルト」(131ページ)をご参照く
ださい。
フリーホイール・デュレーション
受信タイムコードが中断されたときに、SYNC HDがタ
イムコードの再生成を続ける時間周期を設定します。
この機能の説明は、「フリーホイール・デュレーショ ン」(109ページ)をご参照ください。
フリーホイール・デュレーションを設定するには:
1[Set]、[Down]、[Up]スイッチを使用し、[FrEE LEn](Freewheel Length)を選択します。
2[Set]を押します。 LEDタイムコード・ディスプレ イには、現在の設定がフレーム単位で表示されます。
3[Down]および[Up]スイッチを使用し、パラ メーター値をスクロールします。
4[Set]を押します。
LTC出力レベル/ゲイン
SYNC HDのLTC出 力 の オ ー デ ィ オ・レ ベ ル を
–24dBuから+9dBuの範囲で調整します。
SYNC HDには以下のように表示されます。
SYNC I/Oには以下のように表示されます。
LTCレベルについては「LTC出力レベル/ゲインを調
節する」(106ページ)をご参照ください。
LTC出力レベルを設定するには:
1[Set]、[Down]、[Up]スイッチを使用し、[L7C LEUL](LTC Level/SYNC HD)または[L7C GAI]
(LTC Gain/SYNC I/O)を選択します。
2[Set]スイッチをもう一度押します。 LEDタイム
コード・ディスプレイには、現在の設定がdBu単位
で表示されます。
3[Down]および[Up]スイッチを使用し、パラ メーター値をスクロールします。
4[Set]を押します。
サーボ・ゲイン
この設定は、ユーザーが選択可能なLTCサーボ・
ゲイン・オフセットを提供します。 5つの選択肢は、
リニア・タイムコードへロックするときにジッターの 作用を低減する、異なるサーボ・ゲイン設定です。フロ ントパネルのサーボ・ゲイン設定は、Pro Toolsでの
同じ設定に対応しています。
0000(LTC 0 - 最速)受信したLTCへ最も早く同
期しますが、ジッターが最大になります。これがデ フォルトの設定で、速いロックアップが重要な場合に 使用します。
-0001(LTC 1)中程度の速い設定です。
-0002(LTC 2 - 平均)ロ ッ ク ア ッ プ 時 間 と ジ ッ ター・クオリティーとの妥協点です。
-0003(LTC 3)中程度の遅い設定です。
-0004(LTC 4 - 最もスムーズ)LTC 同期の ジッ
ターが最も少なくなりますが、完全に同期するまで6
秒から10秒かかることがあります。アナログ・マス ターからオーディオを読み込むとき(ロック速度より もジッターの削減または除去が重要となる)は、この 設定が最も適しています。この設定を使うときは、パン チイン前に十分なプリロールがあることを確かめてて ください。
LTCサーボ・ゲインを設定するには:
1[Set]、[Down]、[Up]スイッチを使用し、[SErVo Gn](Servo Gain)を選択します。
2[Set]を押します。
3[Down]および[Up]スイッチを使用し、パラ メーター値をスクロールします。
4[Set]を押します。
ピッチ・メモリー/ホールド
ピッチ・メモリーは、SYNC HDをオフ・スピードの
自走LTCへ同期させるときに便利です。ピッチ・メモ リーをオンにすると、SYNC HDは最後に確認したク
ロック・リファレンス速度に相当するピッチ(サンプ ルレート)を維持します。
別の機器へデジタル転送し、受信する機器が正し いサンプルレートを得るようにしたいときは、
ピッチ・メモリーをオフにしてください。
また、Pro Toolsへアナログ転送し、[セッション 設定]ウィンドウで設定したサンプルレートで録 音が確実に行われるようにしたい場合は、ピッチ・
メモリーをオフにしてください。
SYNC HDのピッチ・メモリー機能のオンとオフを 切り替えるには:
1[Set]、[Down]、[Up]スイッチを使用し、[PICH HLd](Pitch Hold)を選択します。
2[Set]を押します。
3[Down]と[Up]スイッチを使用し、オンとオフ を切り替えます。
4[Set]を押します。この設定は電源を切った後も保 持されます。
バイフェイズ/タコフレームあたりのパルス数
バイフェイズ/タコには、フレームあたりのパルス数を 含むいくつかの設定があります。この設定では、タイ ムコードのバイフェイズ/タコのフレームあたりのパ ルス数を設定します。
バイフェイズ/タコ信号のフレームあたりのパルス数 値を設定するには:
1[Set]、[Down]、[Up]ス イ ッ チ を 使 用 し、
[bIPH PPF](Bi-Phase/Tach Pulses Per Frame)
を選択します。
2[Set]を押します。
3[Down]および[Up]スイッチを使用し、パラ メーター値をスクロールします。
4[Set]を押します。この設定は電源を入れ直した後 も保持されます。
バイフェイズ/タコ入力信号
バイフェイズ/タコの他のパラメーターに加え、この設 定はバイフェイズ/タコ信号の方向を決めます。
詳しい手順については、「バイフェイズ/タコ信号」
(111ページ)を参照してください。
ビデオ・フォーマット/システム
入力ビデオ信号と出力ビデオ信号の両方のフォーマット
(NTSCまたはPAL)を選択します。
NTSC 北南米、日本、その他一部の地域の規格です。
PAL ヨーロッパのほとんど、アジア、アフリカで使 用されています。 SECAMビデオのユーザー(フランス、
ロシア、その他の地域)は、PALを選択してください。
ビデオ・システムを選択するには:
1[Set]、[Down]、[Up]スイッチを使用し、[VIdEo SY](Video System)を選択します。
2[Set]を押します。
3[Down]と[Up]スイッチを使用し、パラメー ターを以下のいずれかに切り替えます。
•[n75C](NTSC)
•[PAL](PAL)
4[Set]を押します。この設定は電源を入れ直した後 も保持されます。
正しいビデオ・フォーマットが選択されているこ とを確かめてください。間違ったフォーマットを 選択すると、SYNC HDが警告メッセージを表示 します。